オンラインToDoリストのRemember The Milkがダウン そこで気づいたトラブル時の対応方法について

2013年10月5日の16時過ぎ、オンラインToDoリストのRemember The Milk(以下、RTM)にアクセスできなくなった。復旧まで6時間くらいかかったみたい。RTMはサービス開始時から利用しており、有料のProアカウントユーザーだったので依存度が高く、今回のトラブルで結構焦った・・・。

Remember The Milkとは

Remember The Milkは、今ではちょっと古い言葉になってしまったけど、GTD(Getting Things Done)を実現するためのオンラインToDoリストサービスである。2005年からサービスを提供していて、今でも機能追加が継続して行われる。
Webサービスなので当然ブラウザからアクセスする・・・だけでなく、メールによるタスク追加やiCalendar連携、さらにはiOS/Androidアプリも提供されている。自分はiPhoneを購入してからほぼ全てのタスクをRTMに入力するようになっていたので、生活の必須ツールになっていた。

RTMにトラブル発生から復旧まで

RTMにアクセス不可

16時過ぎにRTMにアクセスしようとするとログイン画面に転送された。セッション切れだと思い再度ログイン/パスワードを入力してもログインできない・・・。何度か繰り返したがあきらめてパスワードリセットを試みる。しかしながらメールアドレスが登録されていないとエラー。このあたりで結構焦る・・・。

Twitterで情報収集

ここでもしかするとサーバー側かと思い、Twitterで検索。すると同様の症状の人を発見し、サーバーの問題と気づいた。


このあたりでとりあえず自分にできることは何もないと思い、RTMの利用をあきらめる。RTMの代わりにEvernoteを使ってメモ帳にタスクを記入して簡易ToDoリストにしていた。

RTMのサイトがメンテナンス中に

どのタイミングからなのかはわからなかったが、 RTMのサイトがTemporarily Unavailableに変化。この時点でサービスが止まってから6時間くらい経過していたので、ちょっと遅いなーと不満が出てくる・・・。
RTM_ maintenance

約6時間に復旧

夜に再度アクセスしてみると、アクセス可能に!実に6時間、1日の1/4が停止していたことになる・・・。

ちなみに原因はハードウェア障害だったらしく交換することで復旧したとのこと。復旧までのログはRTMが公開している。

Remember The Milk Status – Problems logging into Remember The Milk

トラブル時の対応方法

今回のようなWebサービスのトラブルから気づいたことをメモしておく。大きく3点。

トラブル時はTwitterなどのソーシャルメディアで情報収集する

Webサービスにアクセスできなくなったときは、まずTwitterで同様の症状のユーザーを探すのが最も早い。Webサービスの公式アカウントの情報よりも、同じユーザーの方が早く気づくことが多いからだ。これで自分が悪いのかサービス側が悪いのかを早くに切り分けることができ、無駄な努力を費やす必要がなくなる。

ローカルデータがあると暫定対処できる

RTMはiOSアプリも提供しており、登録していたタスク等の情報はアプリのローカルデータとして残っている。今回のトラブル発生時も最後にサーバーと同期したデータが残っており、データの参照そのものは行うことができた。Webサービスはクラウドとクライアント端末の両方にデータがあるサービスが望ましいと感じた。

ユーザーレベルでサービスの冗長化を考える

サービス停止が長期間に渡るときは代替サービスも検討する必要がある。今回は暫定的にEvernoteを利用して対応してきた。また、サービスのトラブル発生時だけではなく、サービスが終了する場合もありえるので、リスクヘッジとして乗り換え先サービスを考えておく必要がある。

fujitaka

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