今年から使っているVisaデビットカードのSony Bank WALLETですが、実際にフランスで利用する機会があったので使ってみました。結論からいうと、両替コストが低いので外貨決済するならSony Bank WALLETがオススメです。
Sony Bank WALLETとは
知っている前提で話を進めてしまうのもよろしくないので簡単に説明すると、Sony Bank WALLETはVisaデビットカードです。最大の特徴は、ソニー銀行にドルやユーロ等の外貨普通預金口座を開設しておくと、その口座から直接外貨の引き落としができるという点です。つまり、外貨預金をしていれば手数料なしに外貨決済できるというわけです。
事前に外貨普通預金口座を開設
外貨決済をするためには、ソニー銀行に外貨普通預金口座を開設しておく必要があります。書類等の記入は不要で、Moneykitのサイトですぐにできます。口座開設のタイミングで円から外貨に両替して入金しておいてもよいですが、残高0でも問題ないです。残高が0の場合でも円からアシストという機能により、自動的に不足分の外貨両替して支払いにあててくれます。
実際に決済してみた
決済に使った場所はフランスですので、外貨はユーロ(EUR)です。現地時間の2016年5月12日(日本時間は翌日の5月13日)に、比較用にANAスーパーフライヤーズゴールドカード(VISA)も使って、Sony Bank WALLETと為替レートの比較を行いました。
決済手段 | 為替レート | 備考 |
Sony Bank WALLET | 124.27 | ソニー銀行の為替チャートに為替コスト15銭を足したもの |
ANAスーパーフライヤーズゴールドカード(VISA) | 126.69 | お支払い明細より |
現金(外貨両替) | 127.90 | 三菱東京UFJの外貨現金両替相場より |
見てわかるように、Sony Bank WALLETの方が1円以上為替レートがよく、同じお買い物でもコストを押さえてお買い物ができます。1EURにして1円程度の違いですが、これが100EUR、1,000EURとなると影響が大きいですね。
1点注意点があるとすれば、Sony Bank WALLETは国内ショッピング額に応じたキャッシュバックがありますが、海外ショッピングはキャッシュバックがありません。一方、一般的なクレジットカード決済の場合はポイントが付与されますので、比較するならポイントも考慮に入れた方がよいかもしれません。
しかしながら、クレジットカードのポイントも1%程度でしょうから、それを加味してもSony Bank WALLETが優勢でしょう。よって、外貨決済であればSony Bank WALLETが最も優れていると思います。
fujitaka
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