今日は大納会で、日本の証券取引所は2015年の最終取引日でした。毎年、年末には自身の資産のポートフォリオを公開しているので、本日2015年末のポートフォリオを公開します。そして、2016年の投資方針を整理しておきます。
目次
- 2015年後半(7月〜12月)の投資
- 2015年12月末のポートフォリオ
- 2016年の投資方針
2015年後半(7月〜12月)の投資
2015年7月から12月までの投資を振り返ると、まず2015年の年始から実施している先進国株式と先進国債券の投資信託継続購入が挙げられます。6月までは毎月1回、先進国株式:先進国債券=1:1の割合で投資信託を購入していたのですが、7月からは減ってしまった先進国債券の割合を元に戻す(リバランスする)ため、先進国株式:先進国債券=1:2にしました。
また、NISA口座を活用して日本株を購入しました。ほぼ思いつきで株主優待制度のある銘柄を中心に選び、具体的には西松屋チェーン、J.フロントリテイリング、パーク24を購入しています。ただ、非課税枠を使い切ろうと年末に駆け込み購入したというのが本音です。
2015年12月末のポートフォリオ
それでは、2015年12月末のポートフォリオを公開します。2015年12月30日時点の株価や基準価額を用いていますが、一部の銘柄については前日(12月29日)のものを採用しております。また、前回と同じように、確定拠出年金のマッチング拠出分(確定拠出年金のうち、加入者が上乗せできる掛金分)を含めています。
主な銘柄
日本株式
- TOPIX連動型投信
- スタジオアリス
- ビックカメラ
- J.フロントリテイリング
- パーク24
- 西松屋チェーン
- バンダイナムコホールディングス
- イオン
- 日本航空
- ANA HD
- GMOインターネット
- 北陸電力
先進国株式
- Vanguard Total World Stock Index Fund ETF
- SMT グローバル株式インデックス・オープン
- eMAXIS 先進国株式インデックス
- ステート・ストリート 外国株式インデックス
- みずほ信託銀行 外国株式インデックスファンド
新興国株式
- eMAXIS 新興国株式インデックス
先進国債券
- SMT グローバル債券インデックス・オープン
- 年金積立インデックスF海外債券ヘッジなし
半年前と比較すると、リバランスの効果が少しずつ見え始めてきており、先進国債券の割合が12.3%から12.5%へと少し増加しています。
が、日本株式の追加購入の影響が大きく、日本株式の割合が55.5%から57.2%に増加しています。依然、全体に占める株式の割合は87.5%と高い状態が続いています。
2016年の投資方針
2015年を振り返ったところで、2016年の投資方針を整理しました。
リバランス継続
先進国株式:先進国債券=1:2で購入することで、少しずつリバランスができているので、基本スタンスはリバランス継続で考えています。本当は先進国債券の割合を20%程度にしたいと考えているのですが、まずは現状のまま継続し、半年経ったタイミングでまた再検討しようと思います。
先進国債券の投資信託を変更
これまで先進国債券の投資信託はSMT グローバル債券インデックス・オープンを購入していたのですが、最近はよりコストの安いニッセイ外国債券インデックスファンドが登場しているそうなので、2016年からニッセイ外国債券インデックスファンドを購入する予定です。
悩ましいNISA口座
NISA口座は最大10年という期間限定の非課税枠ですので、10年以上の投資を考えている場合は非常に悩ましい存在です。2015年は流れでいろいろ買ってしまいましたが、あまり冷静に投資できていないような気がしています。非課税という魅力を感じながらも、あまりそれに踊らされないよう、2016年は積極的にNISA口座を利用することを自粛したいと思います。
以上、やや長いですが2015年末のポートフォリオでした。2016年もよい投資環境であることを祈っています!
fujitaka
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