複合機も地味に進化してますね。
ふだんはA4、ときどきA3のキャッチコピーで有名なEPSONのコンパクト複合機EP-976A3を購入。購入に至った経緯と使ってみての感想とかを紹介します。
そもそも自宅に複合機って必要?
実は、昨年の夏にこれまで保有していた複合機、CANON PIXUS MP970を手放しましています。その理由は、複合機は滅多に使わないのにスペースを占有する邪魔な存在だったから。
当時、印刷するものといえば文字が中心の書類くらいしかなく、書類のプリントであればセブンイレブンで利用できるネットプリントで事足りていました。コンビニのレーザープリンタの方が印刷品質が格段によく、自宅にはスペースを占有するモノがなくなるので、持たない暮らしを実現したい人にとって、ネットプリントは最適なソリューションでした。
当然コピーもコンビニで事足りますし、スキャンはプリントよりも滅多にしなかったです。どうしてもスキャンが必要ならデジカメ撮影でなんとかしようと割り切っていました。
以上の理由から複合機は自宅に不要と判断して手放しました。
年末からプリンターが必要に
ところが最近になってプリンターが印刷する機械が増えてきました。しかも、ネットプリントでは対応が難しいモノばかり。例えば、直近だと年賀状印刷や厚みのあるマットコート紙への印刷が必要になり、これらはネットプリントでは不可能になります。
ということで、書類印刷は変わらずネットプリントを使いつつも、それを補完するために複合機を購入することにしました。
購入する複合機の要求条件
複合機を購入するにあたって、以下のような3つの要求条件を設定しました。
- コンパクトであること
- ネットワーク対応していること
- 印刷できる用紙のサイズと種類が多いこと
要求条件1はMP970の苦いイメージがあるので必須事項としていました。AVボードやラックに設置できるくらいのサイズであることが条件。
要求条件2も設置スペースを自由にするという観点で必要と考えました。Wi-Fi接続であれば設置の自由度がかなり高くなりそうと考えました。
要求条件3はマルチユースを前提に考えて設定。もしかしたらB4サイズで印刷する可能性があったので、A4より大きなサイズを印刷できることを必須としました。文字が中心の書類印刷に特化する必要はないものの、にじみにくいと言われている顔料インクがあればベターと考えていました。
そして最終的に選んだのがEPSONのEP-976A3。コンパクトさとA3まで対応していることが最大のポイントとなり、ほぼ指名買い。ちなみにCANONの複合機はデザインが受け付けなかったので候補にすら入っていませんでした・・・。
実際に使ってみて
コンパクトでWi-Fi対応だからどこにでも設置できる
これまでの複合機の設置場所はPCの近くやLANの配線付近等、置き場所が限定されていましたが、コンパクトでWi-Fi接続対応なのでどこでも設置できます(当然電源は必要ですが)。これでA3印刷までできると考えると、複合機もちゃんと進化しているのだと感じました。
印刷品質は変わらず
逆に印刷品質はこれまでとほとんど変化はないです。プリンター業界も印刷品質はこれ以上改善できないので、複合機に代表される多機能化の道を歩んだのではないかと思うくらいです・・・。レーザープリンターにはかなわないものの、インクジェットプリンターとしての印刷品質はきっちり確保していると思います。
インクの量が少ない?
インクカートリッジを取り付けていて気づいたが、インクタンクが小さくなっていて、インクの量が減っている気がします。プリンターはランニングコストで利益を出しているとも言われていますが、見事にそのビジネスモデルにはまってしまいそうな予感です・・・。
まずは1年間使ってみる
今年購入したばかりなのでまだ使い込んではいないものの、まずは1年間使ってみて必要性を再度確認してみます。まだ写真の印刷を試していないので、(インクがかなり減りそうですが)写真の印刷に挑戦してみようかと。
fujitaka
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