FIREをめざす資産ポートフォリオを公開:2024年末時点の運用状況と戦略

ほとんど更新していませんでしたが、2024年が終わってしまうので2024年末時点の資産ポートフォリオを公開して運用状況を確認します。2024年も株式市場は好調で、円安効果もあって資産がかなり増えました。と同時に、旧NISAが非課税期間満了となるためポートフォリオを変更しています。

2024年の投資実績

2024年は、新しいNISA(以下、新NISA)が始まりましたので年間投資枠360万円/年をフル活用しつつ、クレジットカードによる投資信託の積み立ても積極的に行いました。具体的には以下の通りです。

  • 確定拠出年金で、外国株式の投資信託を2.75万円/月、購入する
  • 新NISA口座のつみたて投資枠で、eMAXIS Slim 全世界株式を10万円/月、クレジットカードによる投信積立を行う
  • 新NISA口座の成長投資枠で、eMAXIS Slim 全世界株式を20万円/月、購入する
  • auカブコム証券、SBI証券、楽天証券で、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を合計25万円/月、クレジットカードによる投信積立を行う
  • 不定期に、株式の個別銘柄やその他の資産を購入する

2024年末時点の資産ポートフォリオ

それでは、2024年12月31日時点の資産ポートフォリオを公開します。以下の前提条件を設定しています。

  • 現金、普通預金、外貨預金等の生活防衛資金はポートフォリオに含めない
  • 確定拠出年金は事業主負担と加入者負担(マッチング拠出)の両方を含める
  • 子ども2人のジュニアNISAはポートフォリオに含める
  • 米ドル資産は2024年末時点の為替レート$1=158.18円で計算
  • カテゴリを「日本国株式」「外国株式」「外国債券」「その他」に分類(その他には外貨建てMMFや暗号通貨が該当)

今回は比較用に10年前、2014年12月31日時点の資産ポートフォリオも掲載しておきます。

2024年は外国株式の投資信託に全力投資しているため、外国株式は72.9%、海外債券は9.5%となり、海外投資比率は82.4%となりました。一方、日本国株式は旧NISAの非課税期間満了に伴い保有していた株式を売却したため、10年前の2014年は日本国株式が約半分の50.9%ありましたが、現在はポートフォリオ全体の12.2%となっています。売却した株式は株主優待を狙ったものばかり、しっかり利益を確保できたものもあれば、マイナスになったものもあります。やはり株主優待目的で株式に手を出すべきではないと思いました

主な銘柄

保有している銘柄一覧は以下の通りになります。

日本株式

  • TOPIX連動型投信
  • ANAホールディングス
  • GMOインターネット
  • J.フロントリテイリング 売却
  • イオン
  • スタジオアリス 売却
  • SUBARU
  • タカラトミー
  • 西松屋チェーン 売却
  • 日本航空
  • パーク24 売却
  • バンダイナムコホールディングス
  • ビックカメラ
  • 北陸電力
  • 良品計画
  • RIZAPグループ

外国株式

  • VT(Vanguard Total World Stock Index Fund ETF)
  • VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)
  • GOOGL(Alphabet Inc.)
  • AMZN(Amazon.com, Inc.)
  • APPL(Apple Inc.)
  • CSCO(Cisco systems, Inc.)
  • FSLY(Fastly Inc.)
  • MSFT(Microsoft Corporation)
  • NVDA(NVIDIA Corporation)
  • TSLA(Tesla, Inc.)
  • eMAXIS Slim 全世界株式
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • SMT グローバル株式インデックス・オープン
  • eMAXIS 先進国株式インデックス
  • ステート・ストリート 外国株式インデックス
  • eMAXIS 新興国株式インデックス
  • みずほ信託銀行 外国株式インデックスファンド
  • ニッセイ外国株式インデックスファンド

外国債券

  • eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
  • SMT グローバル債券インデックス・オープン
  • ニッセイ外国債券インデックス
  • 年金積立インデックスF海外債券ヘッジなし

その他

  • ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド(米ドルMMF)
  • BTC
  • ETH

2025年の投資方針

2025年は2024年12月に確定拠出年金の拠出限度額が変更になりましたので、さらに税制優遇を受けることができます。それ以外は基本的に2024年と変更しない予定ですが、毎月の投資額が60万円以上になるので、生活防衛資金を取り崩さないように注意します。具体的には以下の通りです。

  • 確定拠出年金で、外国株式の投資信託を拠出限度額である5.5万円/月、購入する
  • 新NISA口座のつみたて投資枠で、eMAXIS Slim 全世界株式を10万円/月、クレジットカードによる投信積立を行う
  • 新NISA口座の成長投資枠で、eMAXIS Slim 全世界株式を20万円/月、購入する
  • auカブコム証券、SBI証券、楽天証券で、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を合計25万円/月、クレジットカードによる投信積立を行う
  • 不定期に、株式の個別銘柄やその他の資産を購入する

終わりに

2024年は2023年に引き続き好調な1年でした。このペースがずっと続くのでは…と期待してしまいそうですが、市場は予測できないものと考え、長い目で見て1年を過ごそうと思います。また定期的に状況を確認しつつ、のんびりとFIREをめざします。

fujitaka

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