「35歳からのリアル」を読んで現実を直視してみる

夏休みを利用して読書しています。過去、28歳になる前に「28歳からのリアル」を読んでいたので、35歳になる前に「35歳からのリアル」を読むことにしました。

本書を知らない人のために簡単に紹介すると、本書は35歳を起点として、様々な統計情報に基づいてこれからの仕事や家庭、お金に関して、現実路線を語っています。そこには現実(リアル)しかありません。「年収はこれくらいが平均で・・・」とか、「子供を大学に行かせるとこれだけお金が必要で・・・」とか、淡々と語られています。「28歳からのリアル」と比較すると、出産や育児、住宅購入にページが割かれており、28歳から35歳はライフステージが大きく変わるのだということを感じ取ることができます。
「現実を直視する」というと辛い面ばかりのように感じますが、本書の最後には「活力」「選択」という章があり、歳をとって好奇心が薄れつつある状況を打破するにはなかなか刺激になると思いました。平凡な人生が見えつつある状況だからこそ、変化を楽しむ気概が必要なのかも知れません。

本書にはお金に関するテーマに特化した「35歳からのお金のリアル」もあります。こちらは最近、図解版としてリニューアルされたようなので、こちらも読んでみようかと思います。

fujitaka

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